上から、宝珠・笠・龕部(かんぶ)・中台・幢身(竿)、基礎からなり、龕部の中には六地蔵が納められています。宝珠部分は五輪塔の空風輪が転用され、龕は後世において補われたもので、地上からの高さは2.25mを測ります。幢身は、下部が若干広がるものの、六角柱に近く、応永33年(1426年)に妙性によって造立されました。北巨摩一帯から甲府盆地周辺にかけては数多くの中世六地蔵幢が点在しますが、記年名をもつものは少なく、造立期の部材がある程度そろい、全体の形態がほぼ把握できる点においても貴重な遺品といえます。山梨県指定建造物文化財。
- 住所
- 甲斐市亀沢2609